第2子長女が卒乳したおはなし

これは助産師ママの個人の体験記になります。

第2子長女が2歳3ヶ月で卒乳しました。(授乳していた時はいつまでかな?と早く終わりたかったけどいざ卒乳すると正直さみしい)

そもそも卒乳と断乳の違いについて…

卒乳・・・赤ちゃんの意思でおっぱいを呑まなくなること。

断乳・・・保育者側の意思でおっぱいを与えないようにすること。

ざっくりこんなイメージです。

第1子長男の時は断乳に失敗、結局は夜間断乳を経て自然に卒乳しました。(添い寝で寝るまで時間がかかり大変だったのと夜通し寝てほしくて断乳をしようと決意したけどすぐに断念)

こんな経緯もあり今回は最初から卒乳かな〜となんとなく思っていました。

ほぼ母乳のみの完全母乳で育てた娘ですが、軌道に乗るまでが大変で乳製品アレルギーもあり、いろんな思い出のある母乳育児でした。

1歳未満で乳製品アレルギー、アレルギーフリーの人工乳も飲んでくれなくて、離乳食もたいして食べていない辞めれない時は、早く卒乳してビール飲みたい〜とか思っていたのに…

これが最後の授乳かもと思うと辞めたくなくなってくる人間の心理の不思議(笑

どんな感じで卒乳に至ったのか。。。

WHOは2歳までの授乳を勧めていることもあり2歳まではあげようと思っていました。

しかし、夜間断乳は大変&なくても良いので早々にやめました。

2歳近づく頃日中のおっぱいもそろそろやめる?2歳のお誕生日でやめる?と聞いてみるも本人が「おっぱいやめない」というのでそのまま欲しがるだけ授乳していました。ただ暇がれば「おっぱいちょうだい」というような状況だったので、回数はだんだんと減らしていきました。

1日の授乳回数が8回→4回→2回と少しずつ回数が減っていって、1日1回が2−3日に1回、1週間に1回と減って遂に卒乳しました。

1週間に1回になってからはもう最後かな?もう忘れちゃったかな?と思っていても「おっぱいのむ、反対もちょうだい」としっかり飲みつつ次の週には飲む時間が短くなり、そのまた次の週には飲んだのか飲んでないのかわからないぐらい短くなり

飲んでも「出ない」と言われ絞って出た乳汁をぺろっとするのが数回続きました。

最終的には「おっぱいやめた」と言われ、「おっぱいもういらない」と言われます。

あんなにおっぱいちょうだい言ってたのに徐々にではありますがやめる時はあっさりいらないと言われ寂しい気持ちがいっぱい。

そんな卒乳でした。

夜間断乳は意図的に行なったり、飲酒したあとはもうおっぱいないよとその日はあげなかったり、私が主導権を握ることも多かったですが、説明すれば理解してわかったよという感じになってくれていたし、お互いを尊重できていたかなといいペースでできたなと思っています。

なので結果的には本人の意向に合わせてトコトコ付き合えてよかったなと幸せな授乳期間を過ごさせてもらえたと思っています。(満足度というか納得して選んでいくことは大事だな〜と再認識しました。)

mamame

「mamame」はアメリカで子育て中の日本人助産師Yukieがカリフォルニア州SFベイエリアで対面とオンラインで提供するサービスです。日本の助産師として妊娠産後授乳相談、産後ケア、妊娠産後ドゥーラサービスを提供します。おやこサークルとしてベビーマッサージとペアレントandベビーヨガを実施しています。